お持ち帰りから始める恋愛体験談！（大学生の女性）

ゲイ、レズビアンなど、色んな性のあり方が認められ、日本では性に対して従来から比べれば割とフリーな考え方ができる場所になってきました。

できちゃった結婚もざらにある話で、結婚するまで一度もセックスをしたことがない、という人はほとんどと言って良いほどいない世の中になっています。

私の周りにもハプニング的にできちゃった結婚をしたカップルがたくさんいますが、彼らなりに楽しい生活を日々過ごしているようです。

それでは、「お持ち帰り」はどうでしょうか。酒に飲み、飲まれて、その場の勢いでしてしまうセックスは、良いのか悪いのか。私の体験と共にその是非を考えてみました。
 

実際にお持ち帰りされちゃいました

あれは私が大学生の頃の話です。当時、初めて付き合った彼氏に振られて、悲しくて寂しくて自暴自棄になっていた時期がありました。その頃は毎日のように友人や、もしくは一人で飲みに出かけて浴びるようにお酒を飲んでいました。

そんなある日、いつものように悲しみを忘れるため一人で駅前の飲み屋に入り、カウンターで飲んでいると、男性から声をかけられたのです。

一人で飲んでいて寂しかったのもあり、その男性が少しタイプの顔だったのもあり、私は彼と会話をしながら飲むことにしました。

聞けば相手は大手メーカーに勤める５歳年上のサラリーマン。

私の、彼氏に振られた愚痴を始めて出会った彼に洗いざらいぶちまけても、うんうんと優しく聞いてくれました。

そして、私はそんな彼の温かな態度に段々と惹かれていきました。彼もその頃長年付き合っていた女性と別れたそうで、悲しみの最中にあるのだと言っていました。

その飲み屋で完全に意気投合した私たちは、出会って間もないというのに飲み屋を３軒はしごして、さらに語り合いました。話せば話すほど彼のことがよく見えてきて、彼も私に対してそれなりの好意を持ってくれている、と思いました。

その後はご想像通り、ホテルへとお持ち帰りされちゃいました。

行きずりの二人が酒に酔ってセックスだなんて、ふしだらだ、と思う人もいるかもしれませんが、体験した身からすると、そんなに悪いものでもない、という感想です。何故なら、酒に飲まれていてもその彼はとっても優しくしてくれたから。

私を振った彼氏の時には味わったことのない心地よい感覚を味わわせてくれました。正直に言えば、とても良かったです。そのままホテルに宿泊して、次の朝にお別れしました。

お持ち帰りも恋愛の一種

そのお持ち帰りからしばらくして、彼から連絡がありました。

私たちは意気投合したときに連絡先を交換していたのです。その内容は、またご飯でも行きましょう、とのこと。お持ち帰りされたことから気恥ずかしさや照れもあったのですが、私は再び彼と会うことにしました。

また今日もお持ち帰りされちゃうのかな、なんて思っていた私ですが、次に会ったときは本当にご飯を食べただけで解散しました。

むしろ、お持ち帰りしたことを勢いでしてしまって申し訳なかった、傷つけていないか心配だった、と謝られてしまったのです。それで私は完全に彼にホレてしまいました。

その後、何度かご飯や飲みに誘われて、体の関係はお持ち帰り事件以降一切ありませんでしたが、私たちは少しずつ距離を縮めていきました。そして、何と正式にお付き合いするまで発展したのです。

体の関係から始まる恋なんて、といぶかしく思う方もいるかもしれませんが、私はそれでとても幸せでしたし、実際私たちは今もお付き合いを続けています。

お持ち帰りの是非は人による

私の場合は非常に誠実な方と出会ってお持ち帰りされたケースですが、中にはやはりただセックスしたいだけ、という男性もいることでしょう。体の関係だけでは、正直虚しさが残ると思います。

それでその人と付き合い続けても、行きつくところはセフレがいいところでしょう。

そのため、この人はヤリたいだけだな、と感じたらお持ち帰りは断固拒否するのがいいでしょう。でも、お持ち帰りから始まる恋も実際にあるのです。

もしかしたらこの人なら大事にしてくれるかも、と感じたなら、自分の直感を信じてお持ち帰りされちゃうのもアリだと思います。その見極めはとても重要です。

お持ち帰りされる女性をビッチ呼ばわりする人もいますし、実際にそういう人もいるでしょう。でも、自分の体を大切に考えた上で、少し勇気を出して冒険してみるのも、人生には必要なのではないでしょうか。